腋臭手術について

腋臭手術は皮膚を切開してアポクリン汗腺を取り除く手術です。腋臭を持つ人にとってはぜひとも受けてみたい手術でしょう。しかし、腋臭を持つ人すべてが手術適応というわけでもありません。生活習慣を変えることで改善される場合や、手術までいかなくても保存療法で対処できる場合もあります。ですから、まずは医師の診断を受け、腋臭手術が本当に必要なのかどうかをまずは診てもらいましょう。

腋臭手術

腋臭を治療するには色々な方法がありますが、根本的な腋臭治療なら腋臭手術が必要になってきます。腋臭手術の方法にも色々な方法があります。腋臭手術の方法にはどのようなものがあるのでしょうか。腋臭手術とは、腋臭を根本的に治してしまうために、腋臭の原因の元を取り去ってしまうという手術になります。そのため、腋臭手術では、わきのアポクリン汗腺、エクリン汗腺、皮脂腺などを手術によって取ってしまいます。腋臭手術の色々な種類を見ていくことにしましょう。まず、腋臭手術の中でも昔から行われてきた方法の腋臭手術が「切除法」という腋臭手術です。この「切除法」では、その名の通り、手術によりわき毛の生えている部分を丸ごと取ってしまうという方法です。もちろん、わき毛のある部分のアポクリン汗腺、エクリン汗腺、皮脂腺を取り去るというこの「切除法」の腋臭手術を受けることにより腋臭は根本から治ることになります。

腋臭保険適用

腋臭の保険適用になる対象は、かなり重症の腋臭のみと決まっています。腋臭の保険適用の対象となるのは、重症の腋臭の場合で、「皮弁法」という手術だけが腋臭の保険適用の対象となっています。この腋臭の保険適用が適用となった場合には、この手術が3万円ほどで受けられることになります。腋臭の保険適用の規則としては、悪臭がひどく、他人の就業に支障が出ることが明確で、客観的にみて治療を行う必要が有ると思われる場合のみに腋臭の保険適用が適用されるとなっています。腋臭の保険適用は、軽度の腋臭の場合には適用されません。腋臭の保険適用がきく治療所は決まっています。腋臭自体は病気ではなく体質の問題なので、美容外科などでは腋臭の保険適用が適用されない場合が多いのです。しかし、皮膚科や形成外科などで、腋臭の治療を受ける場合には、腋臭の保険適用がきくことが多いようです。